2019.5.5
GW連休もあっという間に終わってしまい、これからまた夏にかけて、
チャーターズでは忙しい日々が続きそうです。
今回のCHドライバーレッスンでは、多くの運送事業者や製造メーカーが困っている
ヒューマンエラー事故を減らすために会社で行っているユニークな取り組みを紹介します。
まずは、YouTubeに載せているこちらの映像をご覧ください。
時間調整の関係で、すこし説明のペースが早かったかもしれませんが、
人が物事を考える時や、何か行動に移る時、必ず頭(脳)を使います。
そして当然、脳にも右利き、左利きがあって、その利き脳パターンを知ることで、
起こしやすいヒューマンエラーを把握することができるのです。
チャーターズでは、社内で行っている3年分の事故速報データをもとに系統付をし、
数年前にこの診断を安全会議で行ったところ、
乗務員の反応がとても良く、「当たっている!」との声が非常に多く出て来ました。
現在ではドライバーマニュアルに入れ、新人オリエンテーションの際に、
必ず行うようにしています。
この系統データをもとに、管理者が指導する時や現場立会い時に、
起こしやすいエラーを乗務員に伝えることで、ヒューマンエラー事故が削減できているように思います。
実際に、この系統診断で自分のおかしやすいエラーを理解したドライバーさんの中には
それ以来、一度も事故をしていない方もいます。
それまでは毎年、年に数回、本当に些細なエラーで事故になることがあったのですが、
事故速報が一切上がってこなくなったので、そのドライバーさん自身がきちんと把握した上で、
意識してくれているのだと感じました。
ちなみに、安全会議などでの発表の際には、ゲーム性を持って行うことで、
それまでは居眠りをしていたドライバーさんにも非常に効果的でした。
チャーターズのドライバーはもとより、多くの会社さんでも安全教育の際などにご活用いただけると嬉しいです。